幸せの青い120mm券

すみません…
タイトルは明らかにY監督の某名作映画のパクリです(汗)

さて、今日は部屋の中を片付けたのですが、切符が大量に出てきたので、100均でファイルを買ってきて整理してみました。

題して、「きっぷフォルダー」

今回見つけ出した切符の中には大事な大事なあの切符がありました。

…2010年6月13日の切符

201系のファンならもうお分かりかも知れません。
私の最初で最後の乗車となった、H4編成さよなら河口湖ツアー第2回です。

びゅうのブランドマークが入った会員券、6号車乗車整理券、富士急行線割引特急券・乗車券。
そして、共に出てきたのが、記念乗車証でした。
今となってはどれも宝物です。

そんな切符の券面は、当然ながら表記が特殊です。

まずは乗車券。
乗車券にも関わらず、有効日数の印字がありません。
続いて、復路乗車用バウチャー券、いわゆる船車券です。
実は、このツアー列車は富士急行線内では全車特急自由席扱いとなります。
その為、乗車券だけでなく特急券も一緒に発券されています。
しかも往復割引まで効いているのです…。

この他、6号車の整理券など。

そんな切符の中で欠かせないもの、それは記念乗車証です。
その裏に書いてある注意書きの1つが…

○この券は２０１系のご乗車の思い出と共にお持ち帰り下さい。

という内容、まさに券面の通りでした。
この1枚を見ただけで、今日寝れそうに無いくらい思い出す201の思い出…。

ツアーの感動が蘇った感じがします。

何せ、201の6両単独で河口湖まで行けたのは夢のようでしたし…。

そうやって考えるうちに、今日の自分は、201がいなかったら違う道を歩んでいたかもしれないといつも思うんです。

何度落ち込んでも乗り越えられたのは、201のおかげでした。
201を侮辱する言葉を耳にし続けても、いくら私が201中毒者だとか何だとか言われても立ち直れたということも。
201の柔らかい温かみのある座席に座ればどんな時だって落ち着いたし、どんな事も忘れて熱中できるような存在がいたという事。
201には無言の温かみがあるんです。
だからこそ、幾度かの困難を超えて立ち直ってこれたんだと。
自分の存在を否定したくなるような悲しみの絶頂だって、乗り越えられました。
しかし今、彼が消えてから心の寄りどころが無くなってしまった…。
それだから、精神状態も悪化の一途を辿り、ストレスが溜まるばかりで、ついに治療しなくてはならない所まで来てしまった…。

そういうことを考えると胸が苦しいんですが、それが真実なんだと思うんです…。
これからはただ、いつかまた彼に会えると信じて頑張るしかありません。

今日から私は高校生です。
これから待ち受けるであろう困難も1人で乗り越えたいと、あのオレンジの201に誓いたいです。
いつか社会人として花を咲かせる為に。
では。

P.S.
書き始めた時はかなり興奮していたのですが、最後の方は気持ちが暗くなり過ぎましたね…。
気分を悪くされた方がいらっしゃいましたら、この場を借りてお詫び申し上げます。